30.昭和の鉄道模型をつくる19巻(街コレ3弾喫茶店)を購入
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この19号に付属しているストラクチャーは、街コレ3弾の「喫茶店」です。
街コレ3弾は一度は購入をあきらめたのですが、中でも喫茶店は個人的にかなり気になっていて、出来れば使ってみたかったな~と心に引っかかっていたところでした。
ただ、ストラクチャーの配置も決まり、スペース的にも余裕が無いので使用はあきらめていました・・
しかし!!
神社を購入してレイアウトを延長したところ、ひょっとして神社前に配置できるのでは?、と思いはじめていた所に紀伊国屋書店に寄ったら(1月10日頃?)、まだ1冊だけ在庫があったのでつい購入してしまったのです。
ヤフオクで購入した方がもう少し安く買えたかもしれないですが、この「昭和の鉄道模型」バージョンの方が色の組み合わせが良さそうだし、店名もオリジナルなので「昭和の~」でもOKでしょう。
写真左は喫茶店の部品です。かなり部品の数は多いですね~。
街コレ3弾には、建物の他にも道路パーツがあるのが特徴です。
電柱や街灯、商店街のアーチ等も入ってるので、こういった小物類はけっこうありがたいです。
「昭和通り」の商店街アーチは、レイアウト奥に使ってみる予定です。
そして、街コレ3弾のいくつかの建物は内部まで再現されているのですが、中でもこの喫茶店内はかなり細部まで作りこまれてるのです。
こちらは喫茶店の内部を組み立ててみたところ。
かなり細かい部分まで作りこまれてますね~。
キッチンや調理棚、カウンターにソファー、テーブル、そしてレジも再現されてます。正直、これで定価378円は安いと思います。
(今回購入したものは1500円程かかってますけどね・・)
この喫茶店の店名は「昭和の鉄道模型をつくる」だけのオリジナルで、「ラメール」となっていました。
そして、手持ちのプライザーフィギュアを座らせて仮組みしてみたのですが・・・どうも窓部品に小キズがあって店内が良く見えないのです。。
せっかく作りこまれてる店内が見えないのは非常にもったいない。
そこで!
窓部品のパーツを取り外して、ペーパーで平らに均してコンパウンドで艶出しすることにしました。
まずは透明の窓部品を取り外してしまいます。
接着剤が端の方だけにしか付いてなかったので、カッターを間に差し込んで剥がす事が出来ました。
もし接着剤が細い柱部分にも流れてる場合は、無理やり剥がすと部品が折れてしまう可能性が高いので要注意です。
透明な窓部品を取り外したら、両面ともペーパーで磨いて平らにしていきます。
「タミヤ フィニッシングペーパー」の800番 → 1200番
→ 1500番 →2000番の順で磨いて仕上げていきました。
ペーパーで磨くときは、完全に平らな物の上で磨いた方がいいです。
フリーハンドで適当にペーパーを当てると、表面が微妙に湾曲して平らにならず、艶出ししてもイマイチきれいに見えないのです。
写真右はペーパーで磨き終わったところ。
完全なすりガラス状態になってますが、コンパウンドで磨くとちゃんとキレイになります。
コンパウンドを柔らかい布などにつけて磨いていきます。
コンパウンドは荒目から細目の順で使っていった方が、仕上がりも早くキレイだと思います。私はタミヤコンパウンドを使ってます。
右はコンパウンドで磨き終わった状態。
最初に比べると随分キレイになったと思います。
磨き終わったら中性洗剤で洗って、穴等に詰まったコンパウンドを良く落としておきます。
そして、コンパウンドで磨いた窓部品をはめ込んでみると・・
↓ ↓ ↓
効果絶大です!!
内部が非常にクリアーに見えるようになりました!
プライザーフィギュアも、この喫茶店に配置するために存在しているかのごとく、絶妙にマッチしてくれています。
すばらしいです!
喫茶店の正面は、柱の細い部分にも接着剤がまわっていて、窓のクリアパーツを取り外すと柱部分が折れそうだったので、裏側だけペーパーで整えて終わりにする予定でした。
しかし!!
サイド部分の仕上がりを見てしまうと、やはり正面もキレイに仕上げたい気持ちが抑えられなくなってしまいました。
左の写真はまだ何もしてない状態ですが、裏側だけペーパーで整えてコンパウンドで磨いても、いまいちクリアーにはならなかったんですよね。
そういうわけで、遮光の為内面はすでに塗装し始めていたのですが、「純喫茶 ラメール」という印刷がある入り口部分だけを残して、あとは削り取る事にしました。
削り取った部分には、透明プラ板を新たにはめ込みます。
まずはリューターにディスクをセットして切り込みを入れていきます。
その後は、入り口以外の窓部分を全部削り取ります。
透明部品だけを削り取るようにして、柱の細い部品まで削ってしまわないよう注意しながら削っていきます。
写真右は透明部品を削り取って、ヤスリで平らに仕上げたところ。
そうしたら、遮光と内面の見た目を整える為に柱部分を塗装していきます。
その後、透明プラ板のサイズを合わせてセットし、ゼリー状瞬間接着剤で固定していきます。
透明プラ板は不要なCDケースのフタを使ってます。
あと、プラ板は接着する前に、店の表側に来る面を先にコンパウンドで磨いて艶出ししておきました。
そして、残しておいた入り口部分と追加した透明プラ板の隙間も、瞬間接着剤で埋めていきます。
瞬間接着剤は硬化促進剤のアルテコ スプレープライマーとセットで使ってます。
このスプレープライマーを使うと、古くなった瞬間接着剤でも直ぐに固まり、白化しないのでなかなか便利なのです。
そして、ペーパーで店の内側部分のプラ板を削り、残しておいた入り口部分と、追加した透明プラ板の高さを同じに揃え、同時にはみ出した接着剤も一緒に削ってしまいます。
ここは 320番 → 800番 → 1200番 → 1500番
→ 2000番の順で磨いていきました。
そしてコンパウンドで磨けば、完成です!
ただ、どうもサイド部分より透明度がイマイチな気がしますね~。
ひょっとしたら表面の艶出しが不十分だったかも。
とりあえず、店内はハッキリ見えるようになったので良しとします。
窓がキレイになったところで、カウンターにも人を追加していく為、トミーテックの「ザ・人間11 働く人々(鉄道・バス)」を入手しました!
ディティールはプライザー製に比べるとイマイチですが、価格は安いです。全部どこかに配置して使い切る予定です。
座ってる人がいくつか入ってたので、カウンターに座ってる人はこのトミーテックの人々を使ってみます。
みんな制服姿の鉄道関係者なので、一人は帽子を削って上着の色も変えて、普通のサラリーマン風にしてみました。
そして、3人程トミーテックの働く人々をカウンターに配置。
店のマスターはプライザー製で、エプロン姿の人が一人いたのでちょうど良かったです。
カウンターに座ってる一番左の人が、帽子を削ってサラリーマン仕様にした人ですが、ついでに新聞を持ってもらいました。
新聞はプラペーパーと言う、紙と同じ厚さ程の極薄プラ板を切り取り、不要なプラモのデカールを貼り付けてみました。
一応新聞のつもりで作ったんですが、メニューでもいいかも。
フィギュアはプライザーが6体、トミーテック3体の合計9体配置してみましたが、それなりに雰囲気が出てくれたと思います!
そして、コレが完成した「昭和の鉄道模型をつくる」バージョンの街コレ3弾、純喫茶「ラメール」です!
正直、この街コレ3弾の喫茶店が、今持ってる街コレシリーズの中で最も気に入ってます。
そして神社前の、レイアウト右手前に設置してみたところです!
周りを樹木で取り囲めば、なかなかイイ雰囲気になる気がします。
レイアウトの最も手前で、2面からとも観賞できるので位置的にもここがベストでしょう。
駅前も試してみたんですが、どうもイマイチしっくり来ませんでした。
歩道部分は、3列の歩道パーツを2列と1列に切り離して使ってます。
これで街並みコレクションの第1弾~6弾まで、まんべんなく使ったことになります。もうやりつくした感があるので、悔いはありません。
後は情景小物の露店類を配置する予定ですが、露店は無くてもいいかな~・・。
樹木に囲まれた静かな境内も、悪くないような気がしてきました。
そして、屋根を外して上から電球で照らしてみましたが、夜景もかなりキレイになりそうです!
そして・・
余りにも気に入ってしまった為、
更にもう1個、「昭和の鉄道模型をつくる 19巻」を購入してしまいました!!
神社に続き、またまたやってしまったかも知れません・・
こんなおもちゃ2つに、3000円も出してしまいました。
この喫茶店だけのミニジオラマを、机の上に飾っておきたくなってしまったんですよね~。
いらなくなったらヤフオクで売ればいいしね。。
ただ、もう紀伊国屋書店には売って無かったので、今回はココで買いました。
今のところ(2008.1.19現在)、21号以外は創刊号~25号まで全部在庫あるんですねぇ。
創刊号も在庫ありというのはちょっと意外でした。
22号以降は定期購読の申し込みをした人しか買えないと19号に書いてあったんですが、22号以降も普通に売ってるみたいだし。。
とりあえず、次回は山の延長工事をしていく予定です!
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