18.建物・ストラクチャーの組立て
スポンサード リンク
|
建物内面を遮光する為に塗装したり、隙間を埋めたりしているとけっこう時間がかかってしまいますね~。
LEDを埋め込んで夜景を再現しないなら、もっとサクサク作業が進んでると思うんですけど。。
街コレ6弾の甲州街道シリーズは、新しい為なのか部品の合いも良く、そんなに手間はかからないのですが、他の古い街コレはけっこう修正が必要です。
ストラクチャーの建物は、夜景化する際に光が漏れないよう遮光する為、内面を塗装しておきます。
最初は黒の塗料一色だけで塗装してたのですが、黒の塗料が途中でなくなったので、途中からは手元にあったいろんな色を混ぜたオリジナル色で塗装しました。
しかし、逆に色々混ぜた塗料の方が、黒一色のときよりも遮光能力が高いようです。
全ての建物内面を塗装しておきました。
窓部分は、塗料が枠に沿って染み込んでいったりしますが、こういった小さな窓の場合は窓全体に塗料が回って、窓がつぶれてしまいやすいので要注意かも。
あと、建物に隙間が出来る場合はプラリペアで埋めていきました。
この作業は何だかんだで、けっこうめんどくさいですねぇ。。
でもこの隙間埋め作業をやっておかないと、そこから光が漏れてしまうので、確実に修正しておく必要があるのです。
レイアウト右奥の銭湯は、本体部分と入り口部分が別部品になってます。
最初は別々にLEDを仕込むつもりだったんですけど、ここは一体化させてしまう事にしました。
まずは壁をくりぬいて行きますが、カットする部分の外周にピンバイスで穴を開けてから、ニッパーでカットしていきます。
穴を開けずにニッパーでカットしていくと、部品が割れてしまう可能性有りです。
ニッパーで壁をカットしたら、入り口部分の部品にあわせて、リューターで形を整えていきます。
これは最初からリューターでくり貫いた方が早かったかもしれないですね・・。
その後、入り口部分と本体部分をプラリペアで固定し、遮光の為に塗装しておきます。
あと、銭湯前面には”障子”があるようで、その部分は塗装を落として光が通るようにしておきました。
バス車庫やタクシー営業所など、前面が開けているタイプの建物は壁も再現されているので、屋根の裏だけ塗装しておきました。
詰所のような小さな建物も、内面を塗装して光が漏れないよう遮光しています。
どんな小さな建物でも、全てLEDを仕込んでいく予定です。
ストラクチャーの土台に穴が開いていないものは、ピンバイスで穴を開けておきました。
あと、建物の色が明るすぎる場合は、ウォッシング塗装をして多少色を落ち着かせておくと、かなりリアル感が増してきます。
今回は田宮のエナメル塗料、「フラットブラック」と「ダークブラン」を混ぜた塗料を使って、屋根を中心にウォッシング塗装をして見ました。
塗料をエナメル溶剤で数倍に薄め、シャバシャバにした塗料を小筆につけて、屋根に塗っていきます。
写真右は塗装し終わり、塗料が乾いた状態です。
最初に比べると、けっこう落ち着いた雰囲気でリアルな感じに仕上がったと思います。
塗料が乾く前に、所々ティッシュでふき取ったりしてまだらな感じにすると、よりリアルな感じに仕上がってくれると思います。
ただ、エナメル溶剤で薄めてウォッシングすると、光の当たり具合によってはちょっと光沢が出ると言うか、光っているような感じに見えたりするんですよね。
油絵の具用の「ペトロール」という物で薄めると、光ったりしないような話を聞くのですが、私自身試してみた事がないので詳しくは分からないです。
光沢が出たように見えるのが気になる方は、試してみられるといいかもしれません。
建物側面の白い部分も、若干汚し塗装しておきました。
ここは、屋根と同じ塗料をティッシュに少し含ませて、それを建物に擦り付けるようにして塗装しました。
やりすぎると汚くなりますが、ちょっと汚しておくと結構落ち着いた雰囲気になってくれます。
写真右は、汚し塗装をした後ですが、写真だとあまり良く分からないですかねー。
こんな感じで、他の建物もいくつか汚し塗装をしておきました。
それと、建物内面の屋根裏は光がより反射するように、アルミホイルを貼り付けておきました。
これもほぼ全てのストラクチャー内部に貼り付けてます。
そして、右の写真の印刷物は何かと言いいますと・・
劇場の看板に使うポスターを印刷してみたところです!
一応、街コレ5弾にも劇場の看板用のシールが付属してるのですが、どうもイマイチなので、ネットで画像を探して印刷してみました。
果たして勝手に印刷して使っていいのか、ちょっと疑問な気もしますが、まあ個人で使う分には大丈夫でしょう。。
早速切り取って、看板をセットしてみます。
とりあえずパイレーツ・オブ・カリビアンの看板をセットしてみましたが、なかなかイイ感じです!
かなり雰囲気がでてきました。
まだ決定ではないので、他に何か良さそうな画像があればそっちに変更するかもしれないです。
こちらは、駅のホームに使う看板用の画像を同じくネット上から拝借、印刷してみた所です。
最初は昭和の情景レイアウトを作る予定だったのですが、路線変更して城下町の雰囲気で作ることにしたので、看板の画像も昭和にこだわらず、適当に使えそうなものを印刷してみました。
写真右は、今回使うトミックスの看板・柵セット。
看板はそのままだとちょっと長すぎるので、適当な長さにカットしました。
そして看板は特に色を塗ったりはせずに、汚し塗装(ウォッシング)だけで済ませる事にしました。
タミヤエナメル塗料の「XF-57 バフ」を溶剤で数倍に薄めて、それを綿棒に染み込ませて看板に塗っていきます。
次は、ホーム後方に看板を取り付けるための穴をピンバイスであけ、看板を取り付けて行きます。
とりあえず看板を差し込んでみたのですが、ちょっと高さが高いような気がしたので、看板の下の方を1段カットしてみました。
同じように、柵をセットする穴もピンバイスで空けておきました。
もう1つ、ホーム横かレイアウト左奥に設置する予定の看板も作ってみます。
こちらは看板の仕切りをカットして、2枚分の大きさで看板を作ってみます。
写真右は印刷した写真を貼り付けてみたところ。
そしてホームに看板と柵を取り付けてみると、こんな感じです。
なかなかイイ感じに仕上がって来てるのではないでしょうか!?
ホームだけの時よりも、随分と雰囲気が出てきました!
あとは、地面や山、池や樹木の製作、人々の塗装にLEDの仕込み・・・
まだ完成まではもうちょっとかかりそうです。。
しかし、60×45㎝のミニレイアウトにも関わらず、作ってみると何だかんだでけっこう手間がかかるもんですね~。
このホームの屋根にもLEDを仕込みたいと思ってるんですが、LEDの設置もけっこう手間がかかりそうな予感がしてます。
やっぱり夜景化するための修正や工作で、相当手間がかかってる気がしますね。
しかし、完成度を高める為にもやり遂げるしかないのです!
スポンサード リンク
▼見ているだけでも色々なアイデアが沸いてきます!
鉄道模型でつくる思い出の風景―Nゲージレイアウト制作入門(NHK) |
鉄道模型シミュレーターレイアウト設計入門 Virtual Railroad Model 4 |
Nゲージレイアウト作りに挑戦! KATOユニトラックではじめる鉄道模型 |